2006-12-14
ファイル交換ソフトの横綱とも言える「
winny(
ウィニー)」だが、
作者の47氏こと、元東京大学大学院助手の
金子勇被告に罰金150万円(求刑懲役1年)の有罪判決が出た。
政府や官僚による心理的圧力があったのではないかと見る向きもあるが、
違法利用者の行為の責任を取らされただけで懲役刑は無理がありすぎるため、
罰金で落ち着いたというような感がある。
Winnyの出元である「2ちゃんねる」では非難が多く、
「包丁を作った人を逮捕しろ」「
任天堂の花札は賭博幇助」などといった珍意見も飛び出している。
もともと、この裁判は京都に本社を構える
任天堂が地元の京都府警を動かしたとネットではもっぱらの噂だ。
単なるデマだと思うが、確かに
任天堂は
著作権や知的財産権にこと厳しい。
同人作家がポケモンの同人誌で訴えられた話がある。これも京都地裁で罰金刑。
また、「ティアリングサーガ」という「ファイヤーエムブレム」に似たゲームの製作会社を訴えた件も記憶に新しい。
これは
任天堂が敗訴している。
#訴えられた販売元の「エンターブレイン」は
ファミ通を発行している会社で、社長は浜村弘一(通称:浜村通信)
そういうこともあってか、浜村氏と「
ファミ通」は、明らかにソニーPS3寄りで
任天堂Wiiにはやや手厳しい。
高裁は大阪でやるのか知らないが(知財関連だと東京か?)、
任天堂の影響力というものがあるのかわからない。
もし
任天堂の影響がないとすれば、高裁で無罪、減刑になる可能性は地裁よりは高いのではないかと思う。
さらに最高裁だとより高いのではないかと思う。
ただ、官公庁やマスコミもWinnyによる情報流出で苦汁を飲まされていたので、
政官民連携で
winnyを糾弾する方向は続くのであろう。
特に文化庁とつながりが深いと思われるACCS(コンピュータソフトウェア
著作権協会)やJASRAC(日本音楽
著作権協会)の追及は激しさを増すばかりだ。
また、今回、逮捕でソフト改良の芽を摘み、
著作権対策と
ウイルス対策などができないまま1年以上も経った。
ウイルス被害が増したのは京都府警の責任が大きい。
その点は忘れてはならない。
現在nyは利用者減がはじまっているようで、このまま衰亡するのか気になる。
また
Share等、他の
P2Pソフトへの影響も注目だろう。
#最近新しい
P2Pソフトとして、「
perfect dark」なるものが出てきたようだ。
もっとも、ISDNの筆者は大勝利できそうにないが…。
Comment
「米国のP2P訴訟で引き合いに出された日本メーカーの有名訴訟とは?」がクイズ。
正解は→ http://q-q.at.webry.info/200612/article_50.html
他にも1400問ほどのクイズがあります。退屈で死にそうな折りにどうぞ。
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